
こんにちは。YouTubeでポケモン実況動画を投稿しております。
『ろうじん』と申します。
上位帯の対戦動画や初心者でもポケモン対戦で勝てる方法を発信しているのでもし興味がありましたらチャンネルの方も覗いてみてください。
今期は『冠の雪原』の大型アップデートにより、これまでとは比べものにならない程数値の上がった対戦環境となりました。
カードプールも広くなり、1から構築を組み始める必要があったため過去のシーズンと比較しても攻略難度が格別に高い印象を受けました。
最終100位 サンダーナットミミノラゴン

(レンタルパーティも公開中。※予告無く非公開にする可能性がありますので予めご了承ください。)







構築経緯
『冠の雪原』の大型アップデートにより解禁されたポケモンの中でも一線を画す性能を誇っていると感じた『サンダー』を始点として構築を組み始めた。
軸となる『サンダー』を通す上で弊害となるのが地面/岩タイプ等の水弱点ポケモンのため、有利対面を取った際に最も負荷をかけることが可能な水枠として『ウオノラゴン』を採用。
『ウオノラゴン』を採用する上でS操作からカセキメラに上を取らせる動きが強力だと感じ、同時にS1から私が得意としている戦術でもあったため相手の素早さを奪うことが可能なポケモンの採用を検討した。
そこで挙がって来たのがS7で私が使用していた『HD こうこうのしっぽ ミミッキュ』である。サンダーやアーゴヨンを始めとした特殊エース枠に対して非常に安定したストッパー性能を発揮させることから環境に刺さりが良いと感じたため採用。
※原案『HD こうこうのしっぽ ミミッキュ』に関しては以下の記事を参照。
S7 最終270位 ガラル3バカ! 物理Only!! ドSゴリラと這いずる慎重ミミッキュ
加えてサイクル構築を組む上で必須と考えている鋼枠として、水の一貫を切りつつ軸となるサンダーと相性の良い『ナットレイ』を採用。環境トップメタのカプ・レヒレやウツロイド、流行していたウオノラゴン入りに対して有利サイクルの展開が可能となる。
次に補完枠として上記4体の軸ではドヒドイデ/ラッキー絡みの受けサイクルに対してやや不安が残るため、受け崩し枠に状態異常とスリップダメージに耐性がある『ランクルス』を採用することにした。
最後にサンダーを選出し辛いバンギラス/ドリュウズ入りに対してもう一体のエース枠が必要であると感じたため、圧倒的種族値により弱点保険の起点にできる『ブリザポス』を第二のエースとして採用することで構築が完成した。
構築コンセプト
本構築は『サンダー』、『ナットレイ』、『ミミッキュ』、『ウオノラゴン』を軸とした『攻めサイクル』である。
構築のコンセプトは『こうこうのしっぽ ミミッキュ』や『サンダー』の『ほうでん』麻痺で素早さを奪い、低速の『ナットレイ』や上から攻撃することで真価を発揮する『ウオノラゴン』に上を取らせる展開をコンセプトとした。
(S操作~の詰ませ)
各個体紹介
HB 珠かいでんぱ サンダー

技構成 |
ほうでん |
ぼうふう |
かいでんぱ |
はねやすめ |
持ち物 | いのちのたま |
特性 | プレッシャー |
性格 | ずぶとい |
役割 | サイクル駒/ ダイマックスAT/両受け/詰ませ |
選出率 | 1位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 196 | 0 | 0 | 60 |
実数値 | 197 | – | 143 | 145 | 110 | 128 |
B→A特化珠エースバーンのキョダイカキュウを非ダイマックスで確定耐え77.1%~90.8%(確定2発)
C→D4ダイマックスエースバーン→火力無振りサンダーの珠ダイジェット50.3~59.6%(確定2発)←(ゲーフリ神調整シリーズ)
S→準速75族抜き(1加速最速アーゴヨン抜き)
本構築の軸となるポケモンであり構築の始点である。
電気技を『ほうでん』にしている理由は後述する『ウオノラゴン』に麻痺込みで上を取らせるため採用。
火力特化では無く、HBベースでありながら『いのちのたま』を採用している理由は環境トップである『エースバーン』に対して打ち合いに強くするためこの様な配分となっている。
C特化で命の珠を持たせた場合でもダイマックスエースバーンに対する確定数が変わらないため、C特化サンダーはエースバーンを仮想敵とする場合、大幅に努力値が無駄となる。
そのためエースバーンとの打ち合いのみを意識した場合はHBベースで珠を持たせるのが最も効率が良く、ここまでBに振れば非ダイマックスの状態でA特化珠キョダイカキュウを耐えることが可能。
HBベースにした場合、エースバーンに強くなる一方でサンダーミラーに弱くなりやすいが取り巻きや技構成である程度カバーが可能。
『かいでんぱ』や後述するミミッキュを採用しているため対面からサンダーミラーに殴り勝つのではなく並び単位で対応を心がけた。
エースバーンVSサンダー対面は基本的にエースバーン引きになることが多いが前述した通りここまでBに振ればキョダイカキュウを耐えるため、様子見で『はねやすめ』を押して2ターン目にダイマックスを合わせるという選択が取れる。
更に新規習得技『かいでんぱ』を採用することで抜きエースで有りながら同時に詰ませ性能を合わせ持つ。
また、『かいでんぱ』を採用することで本来は不利対面である『ジバコイル』相手にTODを仕掛けたり、サンダーミラーに対して強気に立ち回ることが可能となる。
サンダーをポリゴン2のみで見ている様な構築はこの型のサンダー1体で完封することが可能。
『せいでんき』ではなく『プレッシャー』である理由はポリゴン2の『れいとうビーム』やエースバーンの『かえんボール』、状況によってはドリュウズの『つのドリル』のPPを枯らせるためこちらの特性にしておく必要がある。
特にかえんボールに関しては受けやすくPPも少ないため容易にエースバーンを詰ませることが可能。『かいでんぱ』ともシナジーが高いため、確率依存の『せいでんき』よりも『プレッシャー』の方が勝ちに直結する試合が多い様に感じられた。
エースバーン軸の対面構築やランドレヒレカグヤ等の高種族値サイクルに強く、羽休めで自身の弱点である氷/岩タイプの弱点を地面タイプにずらすことができる。つまりタイプ変更が自在に可能なため、実質リベロと同等の性能を誇ると言っても過言ではない。
(自動でタイプが元に戻るため、リベロより都合の良い試合展開も…)
おまけに弱点が基本的に不一致で採用されやすいマイナータイプの岩/氷という点も相まって恐ろしく場持ちが良い。
命の珠のスリップダメージがあるおかげで『はねやすめ』を打てる機会が多く、能動的にHPが削れた状況を作り上げ、上から羽休めで岩技や電気技の弱点/等倍範囲をずらして相手のダイマックスターン等を去なす動きも可能。そのため一概に珠ダメージが悪い方にだけ働くという訳では無く、この点も珠サンダーの強みだと言える。
余談
パワーのあるエースで且つ、羽休めによる詰ませ性能は過去作のメガボーマンダそのもので対策枠もバンギラスやドサイドンといった飛行受けの岩や地面タイプしかいないためこれもまたメガボーマンダの弱点と類似しています。
完全にぶっ壊れポケモンです。
最速スカーフ ウオノラゴン

技構成 |
エラがみ |
げきりん |
けたぐり |
ねごと |
持ち物 | こだわりスカーフ |
特性 | がんじょうあご |
性格 | ようき |
役割 | サイクル駒/物理AT/スイーパー |
選出率 | 3位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 0 | 252 | 0 | 0 | 4 | 252 |
実数値 | 165 | 142 | 120 | – | 101 | 139 |
S1から愛用している陽気最速型で採用。
サンダーが不利を取る地面/岩タイプに対して凄まじい崩し性能を発揮する。
『けたぐり』はダイマックスすることでナットレイを崩せるため採用。
ナットレイが上位帯で爆増していたため、今期は間違いなくサイコファングよりも優先度が高いと言える。
ゴリランダーが厳しいという認識が一般的だがゴリランダー側もウオノラゴンに対して2回以上受け出すことは厳しいため、ゴリランダーの受け出しを崩しの起点にすることが度々あった。
前述したサンダーと相性がよく、ポリゴン2をサンダーの『かいでんぱ』で機能停止にしポリゴン2に対してウオノラゴン交代を安定させる動きが強力。
ポリゴン2をウオノラゴンで崩した場合、必然的にサンダーが通りやすくなるため『かいでんぱ サンダー』と高いシナジーを生み出した。
冠環境序盤から使用し続けていたが終盤で突然ウオノラゴンの使用率が増加し、30位以内にランクインするという事態となった。そのためウオノラゴンの『エラがみ』に対してウオノラゴンを受け出してくるプレイヤーが多く、ウオノラゴンVSウオノラゴン対面で『エラがむか』、『引くか』、『逆鱗を押すか』、『ダイマックス』を切るかというハイレベルな心理戦が繰り広げられていた。
S1からこれまでメインで使用し続けていたポケモンの1体であったためこの対面のほとんどを勝利することができたがウオノラゴンVSウオノラゴン対面の理解度で大きく差が付くため、今期まで使用し続けた甲斐があったと言える。
HD こうこうのしっぽ ミミッキュ

技構成 |
じゃれつく |
いたみわけ |
みがわり |
トリック |
持ち物 | こうこうのしっぽ |
特性 | ばけのかわ |
性格 | しんちょう |
役割 | 対面駒/ストッパー/起点作成 |
選出率 | 2位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 228 | 0 | 28 | 0 | 252 | 0 |
実数値 | 159 | 110 | 104 | – | 172 | 116 |
H→限界まで伸ばして化けの皮最小ダメージ調整
D→化けの皮ダメージ込みでC特化 珠サンダーのダイジェット確定耐え調整。
85.5~98.7%(確定2発)
B→余り
対特殊ダイジェッター最終兵器。
レジエレキのC特化メガネ10まんボルトも余裕で耐えて機能停止にする化け物。
この型のミミッキュ以上に受け出しから安定して特殊ダイジェッターを止めれるミミッキュを私は知らない。
S7ではトゲキッス意識でこのミミッキュを使用していたが今期は仮想敵に『珠 サンダー』が存在するためDラインを更に引き上げた個体を用意した。
ここまでDラインを引き上げることでC特化珠サンダーのダイジェットをばけのかわダメージ込みで確定耐えするため、確実に『こうこうのしっぽ』を押し付けることができる。
前述した『ウオノラゴン』が強烈にダイマックスを吐かせるため、相手のサンダー等のダイマックスに合わせてこちらのミミッキュを受け出して機能停止させる立ち回りも可能。
こちらのサンダーは図太いHBベースでやや遅めの個体であるため、このミミッキュでサンダーミラーでの素早さ関係をはっきりさせておく立ち回りを心がけた。
相手のレジエレキやサンダー等の電気枠にこうこうのしっぽを押し付けれた場合は上から羽休めでサンダーの等倍範囲を縮小できるため、詰ませに行ける範囲の拡大が可能となる。電気タイプミラーに弱めなサンダーのサポート役を担った。
対面の場合は『トリック』→『みがわり』→『みがわり』→『みがわり』→『いたみわけ』→HP調整→『じゃれつく』の手順でダイマックス珠サンダーを命の珠を逆に利用して対面処理することができる。
初手ダイマックス精神力珠カイリューなどもこの手順で対面処理できるため、何度か『のろい』採用0ウェポンに変更しようか考えたが単体性能が著しく低下するため、1ウェポン『じゃれつく』は外せなかった。
後述する『ブリザポス』と非常に相性がよく、『こうこうのしっぽ』と『いたみわけ』で相手を瀕死にさせない程度に痛ぶった後に『しろのいななき』の起点にする動きが凄まじく強力。
ミミッキュと言えば対面駒という印象を受けるがこのミミッキュに関しては多少のサイクルを回しながら『いたみわけ』で相手のHPを削り、サンダーのダイジェット圏内に押し込めるため、実質サイクル駒と定義できるがほとんどの試合で使い切りの扱い方が多かったため対面駒と定義する。
余談
ロンゲカセキメラの様なカセキメラ介護戦術が得意なので今期はS7以来にこの型を使用しました。
過去シーズンで愛用していたS操作枠+挑発羽ビルドアーマーガアの並びと同様にかいでんぱサンダーと非常に相性が良く素早さ関係をはっきりさせて上から羽かいでんぱで詰ませにいく動きが凄まじく強力です。
HD 鉄壁 ナットレイ

技構成 |
ジャイロボール |
やどりぎのタネ |
ボディプレス |
てっぺき |
持ち物 | たべのこし |
特性 | てつのトゲ |
性格 | しんちょう |
役割 | サイクル駒/両受け/詰ませ |
選出率 | 4位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 4 | 0 | 252 | 0 |
実数値 | 181 | 114 | 152 | – | 184 | 25(0個体) |
サンダーナットノラゴンのミラーで一貫を作りやすい『HD ボディプレス型』の両受けナットレイ。
鉄壁ナットレイミラーで上から鉄壁ボディプレスを決めたいため、『なまいき』ではなく『しんちょう』を採用。
ウオノラゴンを採用する上で水の一貫切りをウオノラゴンのみに任せてしまうと『カプ・レヒレ』が必然的に重くなるため特殊耐久に厚く割いたナットレイを採用。同時にサンダーが苦手な『ウツロイド』に対して完璧なタイプ受けができるためテッカグヤに引けを取らない唯一無二の耐性と耐久を持つ。
特殊耐久に厚くすることで『ねっぷう』や『みがわり』を採用していない一部のサンダーにも強く、命中不安の暴風を相手に強要できるため、やどりぎのタネ+鉄壁ボディプレスで押し切ることも可能。(サンダーの羽休めターンは格闘タイプが等倍になるため)
下から格闘打点を打てるナットレイならではの強みを発揮した。
サイクルの中でサンダーの型が判別できた場合はサンダーに対してナットレイを合わせることもしばしば。
サンダーナット絡みのサイクルミラーが多発した環境であったため、ナットレイミラーでeasy-winを狙える様にS実数値25にして鉄壁ボディプレスを採用。
D振りでありながら鉄壁ボディプレスを採用するという一見矛盾しているように感じるこの配分も相手のサンダーナットノラゴンに圧をかけるため意外にも恩恵は大きい。
S個体値に関しては正直0個体ではなくもう少し伸ばしてミラーに強くした方が良い。S実数値25でも上を取って鉄壁を積んで来るナットレイにも何度か遭遇したため、鉄壁ナットレイのS0個体は時代遅れだということに気が付いているプレイヤーが何人かいたのではないかと思う。
かえんだま トリック ランクルス

技構成 |
サイコショック |
じこさいせい |
めいそう |
トリック |
持ち物 | かえんだま |
特性 | マジックガード |
性格 | ずぶとい |
役割 | サイクル駒/両受け/詰ませ/受け崩し |
選出率 | 5位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 0 | 236 | 0 | 0 | 20 |
実数値 | 217 | – | 137 | 145 | 105 | 53 |
S4振りブリザポス意識でS20振り。
ドイドイデ/ラッキー絡みの受けサイクルを崩す目的で採用。
上位に行くほど受けチックの構築が増えるのはレーティングバトル七不思議の一つ。
ラッキーが環境に存在しないというレート帯で戦っていなかったので各々構築内に瞑想サイコショック等の受け崩しの手段を用意していたかと思われる。
本構築も例外ではなく、マジックガードによって状態異常とスリップダメージに耐性がある受け崩しとして『ランクルス』を採用している。
前述したミミッキュとも相性が良く『こうこうのしっぽ トリック』で素早さを奪い、上から瞑想/自己再生で詰ませに行く動きが強力。
ミミッキュと合わせてトリックで相手の持ち物を掻き乱せるため、本構築名『ダブルトリック』の由来でもある。
S20振りしても全ブリザポスに上を取られていたため、全く機能していなかった。そのため素早さを更に伸ばすかそもそも火炎玉を押し付けたところでブリザポスに打ち勝てる訳ではないので耐久に振り切る方が良い。
弱点保険 ブリザポス

技構成 |
つららばり |
10まんばりき |
インファイト |
つるぎのまい |
持ち物 | じゃくてんほけん |
特性 | しろのいななき |
性格 | ゆうかん |
役割 | 対面駒/ダイマックスAT/受け崩し |
選出率 | 6位 |
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | |
努力値 | 252 | 252 | 0 | 0 | 4 | 0 |
実数値 | 207 | 216 | 150 | 85 | 131 | 31(0個体) |
※ブリザポスミラーに弱くなりやすいのでS個体値は下げない方が良い。
この枠に関しては諸説枠で努力値も性格も煮詰め切れていない。
電気の一貫を切るために『ドサイドン』や『ドリュウズ』を入れたり、サンダーが通り辛い岩タイプ入りに対して強く出れる『ギャラドス』に変更したり、はたまた対面選出できるように『悪ウーラオス』を入れたりなど紆余曲折しながらも最終的にこのポケモンを採用することとなった。
機能していたかどうかは不明であるが『ランクルス』と並べることでトリックルームを偽装できる。
採用理由は『こうこうのしっぽ』とそれなりにシナジーが高く、サンダーが出し辛いバンギラス入りに対して一貫が作りやすく出しやすかったからという理由だけでもう少し時間をかければ良い型や他のポケモンが見つかっていたかもしれない。
『こうこうのしっぽ』で事前に介護することでこのポケモンの行動回数が増える点が強力。マンムーと同様の氷/地+α闘の受け辛い範囲を持つため、サンダー軸の対抗として増加傾向にあった『バンギランド系統』の構築にはかなり刺さりやすくバンギラス入りには積極的に出して行った。
始めに厳選したS0個体1体しか用意できなかったため、厳選したにも関わらず個体自体は妥協する結果となった。その結果、鉄壁ボディプレスブリザポスに上から鉄壁を詰まれて負けてしまった試合があったため絶対にS振り個体を用意しておくべきだと悟った。
余談
ナットレイやギルガルドもそうですが思考停止S0個体は私の経験上、そんなに強くないです。寧ろ弱いまであるので環境のSラインに合わせて適宜調整が一番良さそうです。トリル有りでもS振りの方が良い場面が多いのでもう一体馬捕まえに行きます…。
『こうこうのしっぽ+ビーストブースト』の戦術、名付けて『トリックブースト』は冠の雪原が解禁された1発目にYouTubeで紹介しましたが『ウツロイド強いね』くらいであまり視聴者の反応はよく無かったです。(泣)
ですが実際はめちゃくちゃ強いんです…。
(まぁ私の見せ方が悪かったというのもありますが、無名がどんなに強い戦術を紹介したところで先入観で変なやつがまたしょーもない動画上げとるわくらいの認識をされてると思ってます。…はい。)
今回は『しっぽ+いななき』+『いたみわけ』で同じことをしてそこそこの結果を出せたので本当に一線で使える戦術であることが証明できたのは良かったです。
選出パターン
ミミノラサンダー
(基本サイクル選出①)
サンダーナットノラゴン
(低速が多くミミッキュの介護が必要で無い場合のサイクル選出②)
ミミランクサンダー
(受けサイクルなどに強いサイクル選出③)
ミミノラザポス
(バンギ入りやサンダーが出せない場合の展開選出)
YouTube 構築紹介動画
余談

シーズンの序盤からナットレイ絡みのサイクルは今期強いと動画内や配信でも言及していたので有言実行して構築を組んでみました。
終盤になるにつれて私が今期使った『サンダーノラゴン』の並びと似た様な並びが増加し、話題になっていましたがこの並びに関しては完全オリジナルで起源主張したいレベルです。
(恐らくサンダーノラゴンの起源はS12最終6位の『きよみずさん』←終盤マッチングして余裕で負けました…。ウオノラゴン使わせたら右に出る者無し!マジでつおい。)
なんならS1からS操作枠+アマガノラゴンを使っていたのでベースは全く同じです。ですが私には人望が無いみたいなので何を発信したところで環境への影響は無風で終わると思います…。
動画投稿者あるあるですが何ヶ月前に自分が投稿した動画と同じ型のポケモンを大手が取り上げて遅れて流行するパターンは結構あります。
(例をあげるとS1~S2時点で紹介していたACギルガルドや襷じたばたホルードなど)
無名の動画投稿者の悩みというか一番辛い瞬間でもありますがまぁ世の中そんなもんよとしか言いようが無い(泣)
シーズン終盤で投稿頻度がだいぶ落ちてしまいましたが、随時撮り溜めた動画を投稿していく予定です。上っ面の序盤順位ではなくレート2000オーバーの対戦動画をたくさん撮れたので今チャンネル登録してくれている方には最新の対戦環境をお届けできるかと思います。
2020/12/02追記
上位記事が出揃って来たので答え合わせしていたのですがどうやら『サンダーノラゴン』の基本型はトンボル~のウオノラゴン有利対面着地が最もスタンダードなようです。
私の使用していた『こうこうのしっぽ+サンダーノラゴン』はどうやら亜種みたいです。
結果に関して
今期は冠環境1発目ということで事前に構築を温めて複数ROMを準備し、4ROMレート2000態勢で最終日を迎え…
念願の2桁達成…!!
と…思いきや

デーンヽ(:3ノ ヽ)ノ
…。
どういうことだってばよ…。
これは何かの間違いなんだ…きっとそうだ…。
最終日8:59時点でラストギリギリ潜れて120位台から1勝したんですが蓋を開いたらこれでした。
こんなことってありえるんですね…。
…今期学んだことは2000ROM大量生産してもプレイヤーは己のみ
時間は有限で潜れる回数も時間の限り。
保険をかけて複数ROM同時並行上げも良し悪しですね…。
それはさておき最終2桁を名乗れなくても一応目標としていたぽけふぁん100位以内構築には入れそうなので今期は一皮剥けたシーズンとなりました。(この順位四天王最弱感は否めませんが…。)
2020/12/02追記

次回こそは最終2桁へ!!
構築について何かありましたらお気軽にどうぞ
ポケモンソロ勢で友達がいないので仲良くしてください。(泣)
ろうじんのツイッター→@rouzinpoke